石留石材
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お墓の基礎知識

お墓は決して消耗品ではありません。
皆様にとってもお墓は「建てて終わり」というわけではありません。
だからこそ私たちは代々続くお客様との関係と向き合いながらお墓を建て、
末永くお手伝いさせていただく。これが私たちの本当の仕事だと考えております。

お墓を建てる
タイミング

お墓を建てる時期に一定のきまりはありません。
一般的には四十九日・百ヶ日・一周忌などの法事にあわせたり、春と秋の彼岸や夏のお盆などの仏事に関する行事を迎える前に開眼法要(建碑式)を行うことが多いです。
いずれにせよ骨壺のまま供養を続けたとしても、そのご遺骨は自然に還ることができません。きちんとした供養を行い、自然(土)へ還るようにしてあげましょう。

墓地の大きさと
お墓の目安

墓地のかたちや大きさによって、巻石(墓地を囲う石)や墓石などの形状も変わってきます。
もちろん墓地が大きければより多くの選択肢をもつことができますが、小さな墓地でも様々な工夫をこらすことで最適なお墓にすることができます。
自分の墓地の大きさ・かたち・立地条件などを石屋さんに確認していただいた上で提案を受けるようにしましょう。

約1聖地

幅830㎜×奥行960㎜/0.79㎡

約3聖地

幅1590㎜×奥行1490㎜/2.37㎡

墓石として
望ましい石材

墓石選びのポイントは、「硬く」て「水を吸いにくい」ことが一般的に知られています。もちろんその評価も大切ですが、それ以上に大切なことは「石の歴史」です。
簡単なことで、古くから使用されている石は現時点まででも経年変化の評価ができますが、採掘から歴史の浅い石は今後の経年変化を予測できません。

《チェックポイント》

近年、墓石として使用されることが多くなった中国やインドなどの輸入材の多くは石材としての歴史が浅く、どのような変化を起こすのか分かっていません。また日本で使用された歴史も浅いため、四季のある日本の気候風土に合うかも分かりません。一方、日本の石は墓石だけでなく築城など重要な場面で古くから活用され、現在でもしっかりと残っています。

お墓で行うおつとめ

建立工事が完了したら、次は墓石に仏様を迎え入れます。この行事を開眼法要と呼びます。
これは宗教や宗旨によって呼び方が異なり、建碑式・入魂式などと呼ばれることもあります。この行事を執り行ってはじめて、お墓を礼拝すべき容儀が整うとされています。
また法要の際には供花やお供え物をご用意いただきます。その後、新たに仏様をお祀りする際には抜根(お魂抜き)や入魂(お魂入れ)といったおつとめを行います。

《法要時にご用意いただくお供え物》

「海」… 昆布・わかめ・海藻類等
「山」… 高野豆腐・しいたけ・山芋等
「里」… 野菜・くだもの・お菓子等
「その他」… 日本酒・お餅
※「洗い米」や「清め塩」などが必要な場合もあります。